VOL1351 2011.12.15号
大学生と議員とが政策ワークショップ
〜昭和町議会との連携も4年目に〜
〜大学生の若い感性を議会改革に〜

山梨学院大学と昭和町議会は11月15日、山梨学院大学において昭和町の政策に関するワークショップを行った。昭和町議会は、平成20年に議会改革の一環として連携協定を山学大ローカル・ガバナンス研究センターと締結。議会と大学との連携は全国初の試みで、締結以降、毎年議員と学生とが町政の課題や問題点、新しい政策を議論するワークショップを実施している。昭和町議会では「学ぶ議会」「行動する議会」「改革・革新する議会」を目標に掲げ、山学大の政治学や行政学を専門とする教授陣による議員研修や学生による模擬議会、議会活動報告会を実施。これまでの成果として、大学の「知」や学生の若い感性、思考を政策に取り入れ、議会での一問一答式の導入や県下初となる議会基本条例を制定。この日行われたワークショップでは、法学部政治行政学科の学生が地方分権や行政改革、福祉、教育、環境などからテーマを設定し、研究報告を行い、昭和町議員に対し新しい政策を提案。議員からは、町政の現状や課題、他の自治体の例などや今後の取扱いなどについて答弁がなされ、制限時間いっぱいまで議論を重ねた。
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