VOL1353 2011.12.21号
天皇杯全日本レスリング選手権 
〜グレコローマン96s級で有薗拓真が3位表彰台〜
〜可能性がある限り最後までロンドン五輪を目指す〜

天皇杯平成23年度全日本レスリング選手権大会が12月21日から3日間、東京・代々木第2体育館で開催された。山梨学院大勢では、大会2日目のグレコローマンスタイル96s級に出場した有薗拓真が3位の表彰台に上った。今年の天皇杯は、来年8月5日から始まるロンドン五輪レスリング日本代表の座を競う第1ステージ。オリンピック出場を目指す有薗は、9月にトルコで行われた世界選手権の日本代表、今回は第1シードで大会に出場した。1回戦をシードされ、2回戦から登場した。2回戦の対戦相手インカレ王者を圧倒して準決勝に進出し斎川哲克と対戦した。斎川は昨年のアジア選手権84s級で銀メダルを獲得した世界レベル選手。毎回10s近く減量して大会に出場していたが、今回は 減量なしで済む96s級に階級を上げて出場して来た。186cmの強敵、180cmの有薗は、体が一回り大きい斎川のパワーに押され、ポイントを奪うことが出来ないまま敗れ3位に留まった。
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