VOL1359 2012.1.2号
全国高校サッカー選手権 2回戦
〜山梨学院まさかの初戦敗退市立西宮に敗れる〜
〜前半圧倒的に攻めながら決まらず流れ変わる〜

第90回全国高校サッカー選手権大会が開幕した。今年の大会は群雄割拠、どこが優勝するか分からない戦国決戦と呼ばれる。2年前初出場初優勝、昨年ベスト8の山梨学院高は、再びの頂点をめざし3年連続3度目の選手権の舞台に立った。1回戦をシードされ1月2日の2回戦から登場、東京・西が丘サッカー場14時10分キックオフで、昨年の優勝校滝川二高を予選で破って進出してきた兵庫代表の市立西宮高と対戦した。試合前半は山梨学院が、ボールを完全に支配し萱沼優聖のゴールで先制、初出場チームを圧倒したが、前半終了直前にPKを与えて失点、さらに後半10分にカウンター攻撃から逆転弾を許し、流れが変わってしまった。焦りからボールを優位に処理できなくなり、後半37 分に追加点を奪われた。アディショナルタイムに藤原光晴が意地のゴールを奪い1点差に迫ったが時が遅く2−3で敗れてしまった。強いチームが必ず勝つわけではないのがサッカー、3度目の冬は初戦で姿を消した。
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