VOL1367 2012.1.20号
広がる産学官連携の輪
~山梨ブランド「甲斐サーモン」で創作料理~
~大学健康栄養学部も県産品活用推進に協力~

山梨学院大学・山梨学院短期大学と山梨県、県産業界が連携する産学官連携・地産地消運動の輪が広がっている。山梨県内唯一の管理栄養士養成施設として、2010年に新設された山梨学院大学健康栄養学部で1月20日に「甲斐サーモンの美味しい料理コンテスト」が行われた。管理栄養学科の1年生44人が、山梨県養殖漁業協同組合から提供された「甲斐サーモン」(山梨県内の養殖場で1kg以上に育った大型ニジマスのブランド名)を食材に使った創作料理作りに挑んだ。学生たちは、見た目はサケと同じピンク色で、臭みがなく淡白で美味しい甲斐サーモンの特徴を活かしながら、栄養バランスを考慮した和風や洋風料理を班ごとに作り上げた。山梨県産の水産物や特産物を活用した創作料理コンテストは、昨年11月に山梨学院短大食物栄養科の学生が2度にわたり実施しており、山梨学院としては、今回が産学官連携第3弾のコンテストとなる。山梨県は「山梨県内の大学・短大との連携をより図って行きたい」としており、山梨学院大・山梨学院短大は、県や県産業界と連携した県産品推進活動をより一層強めることにしている。
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