山梨学院短期大学食物栄養科の学生グループが、山梨学院学生チャレンジ制度と山梨県の甲斐の木活用総合推進事業の助成を受け、室内で気軽に楽しめる高齢者向け健康器具の開発に取り組み、このほど完成させた。3月25日に南アルプス市にある山梨県産木材の情報発信基地「木の国サイト情報館」で行なわれた推進事業実績報告会で、グループの代表2人が研究成果の発表報告を行った。開発に取り組んだのは、食物栄養科岡本裕子教授のゼミ生。栄養士の卵である学生たちは、健康作りは望ましい食生活だけでなく、適度な運動が大切なことを訴えようと健康器具作りに取り組んだ。考案したのは、お年寄りの運動不足解消を図る踏み台形式の2段式用具、名づけて「健康ステップ台"げんき君"」。素 材には山梨県産の間伐材を活用した。環境に優しく、地域の活性化に結びつく商品にしようと、試作を繰り返して完成形に辿り着いた。
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