VOL1395 2012.4.4号
競泳日本選手権 3日目
〜鈴木聡美100m平泳ぎオリンピックを決める〜
〜加藤和200m個人メドレー準決勝1位通過〜

ロンドン五輪日本代表選考会を兼ねた第88回日本選手権水泳競技大会競泳競技3日目、鈴木聡美が100m平泳ぎで見事な泳ぎを見せた。物凄い緊張感を克服、五輪派遣標準を突破する1分06秒80で優勝、期待通りロンドン五輪出場を決めてくれた。高校時代は無名の選手だった鈴木は、山学大に入学して才能を開花させた。努力を積み重ねた4年目の春、桜の花が咲く時に大輪の五輪の花を咲かせた。シドニーの萩原智子、アテネの長田友喜子、北京の加藤ゆかに続き、山学大水泳部から4大会連続のオリンピック選手が誕生した。そして、もう一人の五輪候補、加藤和がこの大会初登場した。200m個人メドレー予選・準決勝ともに1位で決勝進出を決めた。加藤和は、故郷福島に希望の灯をとも すために、明日の夜、水泳人生最高の泳ぎをする。
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