VOL1400 2012.4.8号
競泳日本選手権 最終日
〜萩原智子は50m自由形完全燃焼5位〜
〜下中千明も自己ベストの完全燃焼7位〜

ロンドン五輪日本代表選考会を兼ねた第88回日本選手権水泳競技大会競泳競技は8日、東京・辰己国際水泳場で最終日のレースを行った。100m自由形での五輪出場を逃した萩原智子と下中千明が、ラストチャンスの50m自由形決勝に挑んだ。50mは、わずか30秒で決着するあっという間のレース。どの選手も1度しか息継ぎをしないで泳ぎ切った。ゴールタッチの波しぶきが一斉に上り、観客席からは全員がほとんど一緒にゴールしたように見えた。結果は、1位から7位までが25秒台という大激闘だった。25秒67の萩原智子は5位、25秒73の下中千明は7位となった。2人とも残念ながら五輪出場はならなかった。全競技終了後のプールサイドで、オリンピック日本代表内定式が行な われた。激戦を勝ち抜いた鈴木聡美・加藤和ら男女27選手がJAPANのトレーニングウエアを着用して場内を一周、カメラの放列に笑顔を向けた。
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