VOL1416 2012.5.7号
春季関東高校野球県大会 決勝
〜東海大甲府高を下し10年ぶり2回目の優勝〜
〜平間凜太郎が完投、9回フォークで3三振〜

第64回春季関東高校野球大会山梨県大会は5月7日、甲府・小瀬球場で3位決定戦と決勝戦が行われた。3位決定戦で富士河口湖高が4−1で甲府城西高を下した後、午後1時に春の王者を決める戦いが開始された。両チームはいきなり点を取り合った。1回表に山梨学院の先頭バッター安並大輔が3塁打で出塁、東海大甲府の先発秋谷の暴投であっさり先制。一方、東海甲府は、四球で出塁した先頭の渡邉が暴投と送りバンドで3塁に進み、セカンドゴロの間にノーヒットで生還した。試合の前半は、山梨学院がゲームを支配し5回を終わった段階で5−1とリードした。しかし、後半は東海甲府ペースに流れが変わり、6回に2点、8回に1点を奪われ1点差に詰め寄られた。向かえた9回表、平間凜太郎 が圧巻の投球をした。代打石渡、1番渡邉、2番新海を三者連続三振、いずれもカウント2―2からフォークボールで空振り三振に仕留めた。完投で優勝投手となった。山梨学院高の優勝は10年ぶり2回目、山梨第一代表として19日からの関東大会に出場する。
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