VOL1421 2012.5.12号
関甲新学生野球春季リーグ戦1部(第6節)
~山学・松大に先勝 中村同点打・大丸勝ち越し打~
~山田を受け諸見里・花城・穴田の継投で踏ん張る~

2012年関甲新学生野球春季リーグ戦1部(第6節)は5月12日、埼玉県の平成国際大学野球場で1戦目2試合を行った。第1試合は暫定2位の山梨学院大学と暫定4位の松本大学が対戦。山学が松本に4対3で勝ち、逆転優勝に望みを繋いだ。先攻の山学は力投派右腕・山田祐也(3年・山梨学院)が先発。山田が2回表、二死一三塁で右前適時打され先制を許すが、粘投で援護を待つ。4回表、先頭の3番・加賀美祐樹(2年・東海大甲府)が相手左腕から内野安打で出塁し犠打で進塁。続く、主砲5番・中村圭輔(2年・熊本国府)が1ー1からの3球目を左フェンスに達する二塁適時打を放ち1対1の同点。その後の2四球で満塁とし、9番・大丸浩平(2年・甲府商業)が初球を強振し左前2点適時打し3対1とした。5回表にも四球で出塁したランナーを一塁に置き4番・DH・大沢が一塁線を痛烈に抜け右フェンスに到達する二塁適時打を放ち4対1とした。6回表から制球派右腕・諸見里尚(2年・糸満)が2回を好投。8回表、デビュー戦となる新人右腕・花城大輔(1年・八重山商工)が1失点、9回には抑えとして技巧派右腕・穴田真太郎(4年・PL学園)がマウンドに上がり1失点と、松本大に4対3と追い上げられながらも、穴田が最後の打者を左飛に打ち取る踏ん張りで先勝した。
詳しくはこちら