VOL1430 2012.5.19号
関甲新学生野球春季リーグ戦1部(第7節)
〜山学・白鴎に先勝「うちらしい、ゲーム」と監督〜
〜主砲・中村 均衡打破る左翼芝生席へ2号2ラン〜

2012年関甲新学生野球春季リーグ戦1部(第7節)は5月19日、群馬県の上武大学野球場で1戦目2試合を行った。第1試合は暫定3位の山梨学院大学と暫定2位の白鴎大学が対戦。山学が白鴎に2対1で勝った。後攻の山学は、マウンドに力投派右腕・山田祐也(3年・山梨学院)が上がった。1回表、山田が一死二三塁とされると「無理に勝負はしなかった」と、4番打者を歩かせ一死満塁に「ストレートが走り、変化球はコントロールが良かった」と、5番打者を空振り三振、6番打者を見逃しの三振に斬って取る。5回表、3番打者の芯を外した球が中前に落ちる適時打で1点献上したものの、その後は無失点と好投。7回からリリーフした技巧派右腕・穴田真太郎(4年・PL学園)も3回を無失点に抑える好投。攻めては4回裏の一死後、4番DH・大沢和久(3年・光星学院)が死球で出塁すると、主砲5番・中村圭輔(2年・熊本国府)が1ー0からの2球目の「外よりの真っ直ぐ」を振り抜き、左翼手の頭上をはるかに越えて芝生席に飛び込む2号2ランで2対0と均衡を打ち破った。高橋一三監督は「うちらしい、ゲームが出来た」と笑顔。「ピッチャーが確り投げて、野手が確り守ってという、今季一番良いゲームだった」と合格点をつけた。先勝した山梨学院は明日、勝ち点を取りに全力で白鴎と戦う。
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