VOL1436 2012.5.26号
酒折連歌講座2012
〜連歌の歴史や短詩型文学に理解を深める〜
〜連歌の変遷や特色を川の流れに例え解説〜

山梨学院生涯学習センターと酒折連歌賞実行委員会は5月26日、酒折連歌講座2012を開講させた。この講座は山梨学院大学と酒折連歌賞実行委員会が主催する「酒折連歌賞」が10周年を迎えたのを記念して始まり、今年で5回目を数える。昨年と同様に3回の講座が企画され、第1回となる26日は、山梨県立大学名誉教授で俳文学会会員の両角倉一氏が講師を務め、「連歌の歴史−発生と展開−」をテーマに講演した。当日は、当初想定していた定員を上回る申し込みがあり、会場を変更して開講。会場となった山梨学院クリスタルタワー大会義室には、山梨県内から国文学や短詩型文学に興味がある80人を超える参加者が詰め掛け、連歌について興味を深めた。第2回目は6月9日に第十四回酒折連歌賞の選考委員の宇多喜代子氏(現代俳句協会特別顧問)を講師に迎え「短詩型文学のことばについて」をテーマに講演が行われる。第3回目は6月30日に同じく選考委員で歌人の今野寿美氏が「七五の魅力」について講演する。
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