VOL1500 2012.9.9号
関甲新学生野球秋季リーグ戦(第2節)
〜山梨学院 平成国際に4対2で2連勝勝ち点1〜
〜高橋采配が相手を撹乱 8回に四球で勝ち越し〜

□2012年関甲新学生野球秋季リーグ戦(第2節2戦目)は9月9日、埼玉県の平成国際大学野球場で2試合を行った。第2試合は両エースが延長15回の死闘を繰り広げた山梨学院大学と平成国際大学戦。山梨学院が8回逆転で一挙4得点を奪い4対1で勝ち、このカード連勝で勝ち点1を収めた。高橋監督は早めの投手交代で最少失点の1点と踏み止まった8回裏、先頭が四球で出塁「ここしかチャンスはない」と、代走を送り犠打で二塁に進塁させ、代打・宮澤嵐の左前安打で1対1とした。両陣営の目まぐるしい采配の中、相手ベンチがたまらず昨日15回の死闘を演じたエースをマウンドに上げた。ここで高橋監督は前打席で安打を放っている4番に敢えて、昨日「このエースから決勝打を放って ヒーローになっている大丸に、相手が意識するだろう」と、大丸浩平を当て込んだ。監督の読みどおり、大丸がストレートの四球で2対1と勝ち越すと、5番・菊池紳弥の初球を狙い澄ましての左前安打で2者が生還。この回、高橋采配が相手を撹乱し一挙4得点を奪い試合を決めた。
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