2012年関甲新学生野球秋季リーグ戦(第4節2戦目)は9月24日、栃木県の小山市運動公園野球場で昨日雨天で順延になった2試合を行った。第1試合は2年連続2回目の関東大会出場を目指す山梨学院大学(暫定3位)と松本大学(暫定6位)が対戦。山梨学院は松本大に先攻されたものの2対1と逆転勝ちし勝ち点1を獲得した。山梨学院は2回表に1点先攻された4回裏の二死後、3番・中村圭輔が左前安打で出塁するとすかさず盗塁、4番・坂田親哉の振り逃げで一三塁とし、5番・菊池紳弥の三塁線への左前適時打で1対1の同点。6回裏には、3番・中村が4回と同様に二死から左前安打と盗塁してのチャンスをつくると、4回には振り逃げでチャンスを繋いだ4番・坂田が「伊藤コーチ から『三振してもいいから自分のスイングを三つしてこい』と言われ」打席に向かい、「真ん中に甘いスライダーがきたので振り抜いた」と、右越え適時二塁打で2対1と逆転した。投げては先発の技巧派・穴田真太郎が6回をキレのある変化球で翻弄しての3安打1四球で最小失点の1点、7回から継投した大型新人投手・松尾勇太が伸びのあるストレートで無安打無四球2三振と、両投手が持ち味をだして松本打線を押え込んだ。これで、山梨学院は暫定2位の作新学院大学に並んだ。
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