VOL1516 2012.10.06号
関甲新学生野球秋季リーグ戦(第6節)
〜山梨学院 延長10回を辛くも勝利〜
〜主将・高田千暉が意地を見せ決勝打〜

2012年関甲新学生野球秋季リーグ戦(第6節1戦目)が10月6日、埼玉県・平成国際大学野球場で行われた。第1試合は2年連続関東大会出場を目指す山梨学院大と作新学院大戦。第5節まで終わり、山梨学院・作新学院ともに勝ち点は2同士だが、勝率で山梨学院が上回り、暫定3位。上位2校に関東大会出場権が与えられるとあって絶対に負けられない1戦になった。先制したのは山梨学院。1回表に2死から3番・中村圭輔がレフト前ヒットで出塁後2塁へ盗塁。続く4番・児玉卓也がセンター前ヒットを放ち中村が3塁を蹴りそのままホームイン。投げてはエース高梨裕稔がホームランを打たれはしたものの、粘りのピッチングで延長10回を完投しチームに活力を与えた。しかしこの日は、得点 圏にランナーを進めるものの、あと1本が出なかった。5回裏には作新学院に逆転を許し、山学ナインに焦りの色も出始めていた。試合が動いたのは9回表、2番代打の中川誠士郎の犠打で3塁ランナーが生還し同点に。続く延長10回表、無死満塁のチャンスから1番・主将の高田千暉がセンター前にタイムリーヒットを放ち、勝ち越しとなる3点目を追加し試合を決めた。結局、作新学院に3対2で勝利し、関東大会出場に望みを繋いだ。
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