VOL1523 2012.10.14号
関甲新学生野球秋季リーグ戦(最終戦第7節2戦目)
〜山学が上武に逆転勝利 2年連続2回目関東大会〜
〜監督「全員でのチーム作りが実を結んだ」と労う〜

2012年関甲新学生野球秋季リーグ戦(最終戦第7節2戦目)は10月14日、群馬県の上武大学野球場で2試合を行った。第1試合で白鴎大学が勝ち勝率で2位以上が決定し関東大会出場を決めた。第2試合は山梨学院大学と上武大学が残り関東大会出場の1枠を争奪する戦いとなった。山梨学院が4対3と逆転で連勝し、2位以上が決定し関東大会出場を決めた。先攻の山梨学院は0対3とリードされた3回表の一死一二塁、5番・菊池紳弥の左前適時打で1対3。6回表には二死二塁、3番・中村圭輔の右前適時打で2対3と追い上げる。7回表の二死一二塁、主将の1番・高田千暉のレフト線へ痛烈な2点適時二塁打で4対3と逆転。投げては先発の大型新人投手・松尾勇太が2回で3失点と苦しい展開。3回裏からリリーフした今春季最多勝利投手の山田祐也がランナーを出しながらもMAX141のストレートと多彩な変化球で6回裏までの4回を0点に抑える好投。4対3と逆転した7回裏からは昨日、139球で上武に完封勝利したエース高梨が伸びのあるストレートで打者を翻弄させ3回を1安打1四球4三振ときっちり無失点に抑え勝利を呼び込んだ。高橋一三監督は「野球部全員でチームを作ってきた。全員で勝ち取った、この結果を全員で喜んでもらいたい」と野球部員を労った。山梨学院は勝ち点4一番乗りを果たし2年連続2回目の関東大会出場。優勝の行方は明日の白鴎が松本に勝てば勝率で白鴎が2年連続4回目の優勝となる。白鴎が敗れた場合に山梨学院の初優勝となる。
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