VOL1543 2012.11.3号
男子第63回全国高校駅伝大会山梨県予選
〜山梨学院都大路へ 大会新で2年連続12度目の優勝〜
〜全国視野の超快走 7区間全員の区間賞で区間新4人〜

男子第63回全国高校駅伝大会山梨県予選が11月3日、富士河口湖町の西湖湖畔周回コース(男子 42.195キロ)7区間で20校が参加して、都大路の出場1枠と関東大会出場6枠を目指して健脚を競い合った。2年連続12度目の優勝を目指す山梨学院は、昨年1年生ランナーとして経験した2年生6人全員と、故障から復帰し力をつけた3年生の深沢優が抜擢された。山梨学院の1区・矢ノ倉弘が2列目の真ん中から午前10時30分の号砲とともに一斉スタートした。1区・矢ノ倉と2区・深沢がともに区間1位で2位の韮崎に、それぞれ18秒差をつけ36秒差とする好走。すると3区・上田健太が区間記録を31秒更新する快走で2位の韮崎に1分50秒の差をつけ独走態勢を築く。山梨学院は昨年6区で区間新を出した4区・市谷龍太郎が区間新を43秒更新する新記録、5区・南嘉紀が区間賞、6区・河村知樹も区間新を31秒更新する快走で勝利を確実なものとし、7区アンカー・西山令に襷を託す。昨年2区で区間新を出したアンカー西山が区間新を6秒更新する快走を見せ、チーム記録2時間8分29秒の大会新記録でゴールテープを切った。全国を視野にいれた7区間全員区間賞(区間新4人)の超快走で、2年連続12度目の優勝を達成した。山梨学院は12月23日に京都で行われる全国大会(都大路)に山梨県を代表して出場する。なお、女子も山梨学院が4年連続12度目の優勝を果たし、8度目のアベック優勝となった。
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