VOL1578 2013.1.2号
第89回箱根駅伝1日目(往路)
〜2区オムワンバが快走モグスに並ぶ12人抜き〜
〜過去にない強風のレース、往路11位で復路へ〜

"箱根駅伝"第89回東京箱根間往復大学駅伝競走が始まった。正月2日午前8時、19大学と学連選抜の1区ランナー20人が大手町・読売新聞社前を一斉にスタートした。今年の往路は、突風に体を持っていかれるほどの過去に例がない強風下のレースとなった。27年連続27回目の山梨学院大の1区は4年生の土田俊徳、最初で最後の箱根、土田はプルシアンブルーの伝統の襷を肩に、疾風となって都内を走り抜けた。2区の新留学生エノック・オムワンバは、先輩のモグスが記録した1年生留学生最高記録に並ぶ12人抜きの快走。3区の日本人エース井上大仁は、強い向かい風の海岸線を力走。4区の鳥羽和晃も最初で最後の箱根、4年間の集大成の走りで小田原へ。5区の松本大樹は両足が痙攣を起こしそうになり足が動かなくなったが、懸命につなぎ往路11位で芦ノ湖のゴールに入った。往路の1位は山上りで逆転した日体大、2位早大、3位東洋大の順。山学大は、明日、トップと7分54秒差で箱根の山を下る。
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