VOL1612 2013.3.29号
山学大野球部 春季戦間近プロ・アマ交流戦で調整
〜巨人軍第2二軍『フューチャーズ』に1対2接戦〜
〜高梨エースの風格 5回0安打8奪三振1四球〜

山梨学院大学硬式野球部は3月29日、神奈川県の読売ジャイアンツ球場で巨人第2二軍「フューチャーズ」とプロ・アマ交流戦に挑んだ。山梨学院はプロ・アマ交流戦が解禁となった2011年の夏から、高橋一三監督のV9時代の古巣、巨人軍の第2二軍との交流戦を行い、今回で3年目3回の交流戦が実現。交流戦は、エース・高梨裕稔(土気)が、プロを前に「緊張した」と先頭打者に四球を与えたものの、予定イニングの5回を伸びのあるストレートとキレのあるカーブ、フォークで毎回三振を奪う好投。5回裏には内野手失策のランナーを二塁に置いて、プロを向こうに回す3者連続空振りの奪三振ショーは圧巻だった。守ってはエース・高梨が投球回数5回、打者17、投球数69、安打0、四球1、三振8で外野への飛球なしとエースの風格を披露。6回裏からは3投手の継投で安打4、四球4、失点2の内容。攻めては2回表、5番・菊池紳弥(学法石川)が一塁線を破る二塁打で出塁すると、6番・加賀美祐樹(東海大甲府)がそつなく犠打を決め一死三塁、7番・田中貴也(八重山商工)のやや浅い中飛球、菊池の好走もあり犠飛で先取点をあげた。高橋監督は「1対2と接戦で緊迫した良い試合だったが、6回から攻守でリズムを崩され、勝てた試合を落とした。投手・野手で多くの選手を出場させ経験させた。試合に出場出来ない選手はスタンドから観戦し、それぞれがプロから多くのことを学び取ったと思う。また、プロと交流し見えなかったチームの好不調があらわになった。春季リーグ戦へ向けて残り2 週間でチームを調整し、この経験を神宮へと繋げたい」と巨人第2二軍に感謝して球場を後にした。
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