山梨学院生涯学習センターは5月11日、酒折連歌講座2013を開講させた。この講座は今年で6回目を数え、今年度は、酒折連歌が山梨県で開催中の第28回国民文化祭・やまなし2013の甲府市主催事業『「酒折連歌」祭』として実施されるため、その中の事業として開講される。5・7・9・11の各月に各1回開催され、第1回となる11日は、和光大学表現学部教授で副学長の深沢眞二氏が講師を務め、「古典の連句と酒折連歌」と題し講演した。国民文化祭の関連事業とあり、山梨県内外から国文学や短詩型文学に興味がある80人を超える市民が申し込み、会場に詰め掛けた。深沢氏は日本の「韻文」の歴史を紐解き、問答形式の文芸である短連歌や長連歌の変遷について分かりやすく解説。さらに、酒折連歌を文芸の側面から、過去の入賞作品などを紹介しながら解説し、参加者らは時折メモを取りながら「連歌」に対する理解を深めた。
詳しくはこちら
|