アート・ビジネスの将来の担い手などを育成する山梨学院大学アートマネジメントプログラム『オークション経営と実践』(柴山哲治客員教授)の学生が7月13日、山梨県の河口湖オルゴールの森美術館で行われた「富士山世界文化遺産登録記念アート・オークション」で体験学習を行った。この日、正装して参加した学生は、『アート・マネジメント概論』を修めている中の4名。このオークションには、東京藝術大学大学院などを卒業した有望な若手アーティスト16名の、富士山をイメージした現代アートの力作16点が出品された。作者が作品の説明をするなか、運搬係に扮した学生が客席を回り作品を披露。すると会場にオークショニアの「スタート価格は1万円」の競りの声が響く、客はお気に入りの作品に番号札(パドル)を挙げ競り落とす。軽快な競り声とともに瞬く間に作品が売れていく。学生たちは緊張した面持ちで、受付・運搬・署名係などの大役を果たすとともに、若手アーティストとふれあうなど、ライブオークションを通じてアートを愛でる感性をさらに高めた。
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