岡山県で開催された「第17回戦争遺跡保存全国シンポジウム岡山県倉敷大会」で、山梨学院大学考古学研究会の学生代表が、上野原市西原(さいはら)地区に残る戦争遺跡調査結果を発表した。西原地区には、飛来する米軍機の爆音を聞き分ける聴音壕(ちょうおんごう)と防空監視哨舎跡、それに、山梨県内唯一のB29墜落地点などの戦跡がある。山梨学院大学考古学研究会の学生たちは、山梨県戦争遺跡ネットワークの人たちとともに、昨年10月から3回にわたり現地調査を行い、5月から採集した遺物の整理実測作業を進めてきた。8月18日の全国シンポジウム分科会で、学生代表の清水勇希さんが戦跡ネットメンバーとともに調査結果を発表した。全国シンポジウムには、全国から約300人 が倉敷市に集まり、3日間にわたり戦争遺跡の保存や活用、次世代への継承が討議された。
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