第90回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会が10月19日、東京都立川市(陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園)で行われた。山梨学院大学陸上競技部は今年1月の第89回大会で総合11位でシード権を失い2年ぶりとなる予選会。箱根駅伝予選会は、陸自立川駐屯地をスタートし、立川市街地を通り、昭和記念公園内にゴールする20kmのコースを各校10〜12人の選手が走り、上位10人の合計タイムで競われる。予選会には44校が出場し、来年1月に行われる本戦への出場権は、合計タイムが少ない上位13校が獲得する。会場には、朝早く山梨を出発した学生や教職員が応援に詰めかけ、選手たちに熱い声援を送った。山梨学院は、前回箱根2区を走り区間2位をマークしたエノック・オムワンバがスタート直後に集団を抜け出すと常に先頭集団に位置し、残り数100mでキトニー(日大)を振り切り、57分57秒の全体1位でフィニッシュテープを切った。また、井上大仁が5位でゴールし、上位10人の合計タイムは総合10時間05分33秒。山梨学院は、東京農業大(10時間04分35秒)に次いで総合2位となり、28年連続28回目の箱根駅伝本戦出場権を獲得した。
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