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VOL177 12月18日 |
第79回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路 9年ぶり3回目の優勝 〜 2位駒澤に1分39秒差 〜 |
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第79回東京箱根間往復大学駅伝競走 総合2位 復路3位の力走 〜 7区・岩永 区間賞 〜 |
![]() 午前8時、箱根町・芦ノ湖駐車場から往路優勝の山梨学院大学、1分39秒遅れで2位・駒澤大学、3位・日本大学(3分13秒)、4位・大東文化大学(4分34秒)、5位・東海大学(5分10秒)の順に、大手町の読売新聞前のゴール(5区間109.2キロ)を目指して参加20チームの選手が霰の降りしきるなかをスタートした。山梨学院大学は6区・川嶋洋平(4年)が、8年ぶり4度目の総合優勝を目指して号砲とともに芦ノ湖湖畔をスタートした。川嶋は、落ち着いていた走りで、区間4位で駒澤・吉田に2秒差をつけチーム1位を堅持し、7区・岩永暁如(4年)に襷リレーした。岩永は、ラスト3キロで駒澤・糟谷を後方におき去り、区間1位の区間賞で1分53分と差を広げ8区・北原英一(4年)に襷を渡した。北原は寒さと初出場の緊張で駒澤・太田貴之(2年)に後方から果敢に攻められ駒澤に58秒差と縮められ、9区・キャプテン清家健(4年)に襷を託した。9区は奇しくもキャプテン対決となった。清家は駒澤・島村清孝(4年)に15.8キロで並ばれ抜かれた。清家は必死で食い下がるが区間12位でチームは2位に後退した。森和治(4年)は1分31秒差で、見えない駒沢・北浦政史(3年)をひたすら追った。一人旅で最後までリズムに乗れず、何時もの精彩を欠き区間10位、チーム復路3位、総合順位11時間3分47秒の2位で、群集が押しかけた大手町のゴールに飛び込んだ。上田監督は「負けて悔しい感情を久しぶりに味わった。ここ3年はシード権ギリギリでうろたえていたチームが、優勝を視野に戦えた。来年は課題を克服し信念をもって臨みたい」と総括した。 くわしくはこちら アルバムはこちら(山梨学院大学写真部撮影) |
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