山梨県に初優勝をもたらした山梨学院高男子駅伝部(3年連続13回目出場)が1月8日、山梨県庁・甲府市役所・山梨陸上競技協会・マスコミ各社を表敬訪問し、優勝報告を行うとともに支援へのお礼を述べた。山梨県知事室へは、古屋忠彦校長ら学校関係者と、箱崎孝久監督及び激走した西山令主将と6名の選手がメダルを下げ優勝旗を持参し表敬訪問した。古屋校長が「ふるさと山梨代表として出場し、知事さんや県民の皆様の温かいご声援をいただき、お陰さまで皆様の期待に添える結果となりました。今日は優勝旗を携えてご報告に参りました」とあいさつ。箱崎監督が「1区・上田が2位と好位置につけ、2区・小林が8分10秒は歴代4番目で1年生では1番目という記録の快走、3区・河村が留学生区間で45秒差と粘り、上田とWエースの4区・市谷が30秒縮めるトップと16秒差に、1年生の5区・熊谷が30秒以内で踏ん張り、6区・矢ノ倉がトップ差3秒また大牟田に13秒の差をつける走り、アンカー7区・西山がスプリント力を生かし4校による競り合いを制してゴール。区間賞なしが象徴するように全員の走りで、優勝することができました」と経過報告。横内正明知事が「年末の風物詩の都大路を制し、県勢としては初めての優勝という快挙。こんなに嬉しいことはない。これも偏に、長年チームの皆さんが修練を積んできたたまもの」と讃えた。懇談の席で西山主将は「6名の走りと県民の皆さんの声援が、ラストの競り合いで勝たせてくれた」と述べた。和やかに談笑したあと、監督と選手は知事を中心にして満面笑みを浮かべて記念写真に収まった。
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