1ヵ月後の「第86回選抜高等学校野球大会」に出場する山梨学院高校野球部が、観測史上最高の大雪でグラウンドが雪に埋まり、実戦練習が出来ないピンチに陥っている。しかし、選手たちは砂田グラウンドが住宅地の奥まったところにあることから、降雪直後から、周辺住民の足を確保するための除雪作業に連日取り組み、屋内練習場での練習とトレーニングルームでの筋力トレーニングに毎日汗を流している。吉田洸二監督は「センバツのことだけを考えるとたしかに厳しいが、夏のことを考えると、逆に最高の冬場のトレーニングが出来ている」とピンチをチャンスと捉えている。チームは、3月10日から雪のない九州に遠征して実戦練習を行い、14日の組合せ抽選会に臨むことにしている。丸太 トレーニングで腕力や足腰がグンと逞しくなった選手たちは、逆境で力を蓄え、春のセンバツに挑む。
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