VOL1850 2014.04.29号
アミノバイタルカップ東京都予選決勝
〜山学大が國學院大をPK戦の末下し初優勝〜
〜最後まで諦めず全員で戦い抜き勝利を手中に〜

「アミノバイタル」カップ2014・第3回関東大学サッカートーナメント大会東京都予選決勝が4月29日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場で行われた。昨年、都リーグ1部優勝の山梨学院大は、1回戦がシードされ2回戦からの登場。2回戦を東京外語大に8対1、3回戦で武蔵大に5対1、4回戦で明治学院大に3対0、準決勝では朝鮮大に3対1で勝利し、この日の決勝に駒を進めた。決勝の相手は、昨年の1部7位の國學院大。試合は前半開始早々から一進一退の攻防が続き無得点で前半を折り返す。後半開始3分、山梨学院がFW名嘉眞朝季の巧みなドリブルからシュートで先制するも、後半31分、國學院にFKを頭で合わされ同点に追い付かれてしまう。試合は前後半90分では決着がつかず延長戦へ。延長後半9分、國學院にCKからのこぼれ球を押し込まれ、試合は1対2に。後が無い山学は、その直後の延長後半10分、MF小林智光の劇的な直接FKで同点に追い付き、勝負の行方はPK戦に持ちこまれる。先攻の山学は主将の向井勇祐を皮切りに5人全員が成功。一方の國學院も4人目まで全員が成功させ、5人目のキッカーを迎える。山学GK柳雄治朗は素早い反応で右方向に飛び、右手1本でボールを弾き、スーパーセーブ。この瞬間、初優勝が決定し、激闘を制した選手たちが体全体で喜びを爆発させた。
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