VOL1891 2014.06.28号
全日本学生柔道優勝大会
〜宿敵環太平洋大を下し3年ぶりに優勝旗奪還〜
〜満身創痍の主将井上愛美死闘、巨体宙を舞う〜

平成26年全日本学生柔道優勝大会(男子63回・女子23回)が6月28日、東京・日本武道館で開幕した。1日目は女子の1回戦から決勝までと男子の1回戦が行われた。13年連続13回目出場の女子は、順当に決勝に勝ち進み、2年連続優勝を許した岡山の環太平洋大と3年連続対決した。出場した5人はみなケガを押しての出場、主将の大将井上愛美は肩と腰と足を痛めた満身創痍の体で、環太平洋大のエース梅木真美と死闘を繰り広げ引き分けに持ち込んだ。結果は2−1で勝利、3年ぶりに優勝旗を奪還し5度目の大学日本一に返り咲いた。今年のチームは、決勝2年連続敗退の悔しさに加え、関東大会で筑波大に敗れる屈辱を味わった。悔しさを胸に稽古に励み、悔しさを糧にして戦った選手たちは、念願だった嬉し涙を流し、110キロの巨体井 上愛美の体を聖地日本武道館の宙に放り上げた。
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