VOL1898 2014.07.05号
天皇杯全日本サッカー選手権
〜山梨代表の山学高は東京代表の明大と対戦〜
〜山学は善戦及ばず0対2で1回戦敗退〜

第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会が7月5日に開幕し、各地で1回戦が行われた。3年ぶり2回目の出場の山梨県代表の山梨学院高校は甲府・山梨中銀スタジアムで東京都代表の明治大学と対戦。明大は関東大学サッカーリーグ1部に所属しインカレ優勝2回、準優勝3回などを誇り、天皇杯は5年ぶり13回目の出場で過去にはJ1クラブにも勝利している大学サッカー界の強豪。試合は序盤から明大がコンパクトなパスサッカーで主導権を握り、幾度と無く山学ゴールを脅かし、山学は耐える時間が続く。前半12分、山学は最初のCKのチャンスを得るものの、シュートまで持ち込めない。前半15分を過ぎるとMF伊藤大祐のドリブル突破などからシュートまで攻撃が結びつき、徐々に山学は攻撃のリズムをつかみ始める。しかし、明大も球際の強さを発揮しボールを占守し、一進一退の攻防が続く。先制は明大。前半41分に山学の反則から得たPKにより先制し、0対1で前半を終える。後半に入っても、大学生の強い当たりに苦しめられる。後半9分には右サイドからファーサイドへクロスを上げられ、これをヘディングで逆サイドへ切り返され、明大FWに頭で合わされ、2点目を決められてしまう。反撃に出たい山学は、MF伊藤のサイド突破やMF小川雄大の個人技などでチャンスを作るもゴールネットを揺らすことができず試合終了。山学は攻守に渡り健闘したものの善戦及ばす明大に0対2で破れ、天皇杯1回戦突破はならなかった。
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