第91回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会が10月18日、東京都立川市(陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園)で行われた。山梨学院大学陸上競技部は今年1月の第90回大会の往路で棄権し、シード権が確保できず2年連続の予選会。箱根駅伝予選会は、20kmのコースを各校10〜12人の選手が走り、上位10人の合計タイムで競われる。予選会には48校が出場し、来年1月に行われる本戦への出場権は、合計タイムが少ない上位10校が獲得する。沿道では、朝早く山梨を出発して駆けつけた応援ツアーの学生や教職員が、選手たちに熱い声援を送った。山学大は、前回箱根2区で苦杯を喫したエノック・オムワンバが、スタート直後に集団を抜け出すものの、5キロ過ぎ に村山鉱太(城西大)に先頭に立たれ、その後追い抜くことができず、58分34秒の2位でゴール。また、主将の井上大仁は5位と粘り、山学の上位10人の合計タイムは10時07分57秒。山学は神奈川大、國學院大、東海大に次ぐ4位で29年連続29回目の箱根駅伝本戦出場権を獲得した。
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