VOL2070 2015.06.27号

全日本学生柔道優勝大会
〜山学大女子が2連覇、通算6度目の優勝〜
〜井坂希望、代表戦で死闘を制し優勝に貢献〜


平成27年度全日本学生柔道優勝大会(男子64回、女子24回)が6月27日、東京・日本武道館で開幕した。1日目は女子の1回戦から決勝戦までと男子の1回戦の試合が行われた。女子は5人制と3人制の2部制。全国地域から34大学が参加した5人制に山梨学院が連続14回目の大会に臨んだ。前回大会優勝の山梨学院大は1回戦、2回戦と順当に勝ち進み3回戦に最初の関門国士舘大(東京)と対決、中堅まで1勝1敗1分の五分の接戦で気が抜けない展開に副将の佐野賀世子(4年 高岡龍谷高)が劣勢を挽回勝利し、大将の井坂希望(4年 八千代高)が引き分けに持ち込み接戦をものにすると、準決勝の龍谷大(関西)を退け、決勝戦に進んだ。対戦相手は、昨年この大会3位の帝京大(東京)。試合は、一進一退の行き詰る展開。1勝1敗2分けで大将戦にもつれ込んだ。井坂は積極的に攻め続けるも決め手が無いまま引き分け、代表戦での決着となった。代表戦でも井坂が体力の限界を賭けて死闘を繰り広げ、周りの応援を糧にした大将・井坂がついに優勢勝ちで試合を制し、優勝を呼び込んだ。勝利の瞬間、戦った選手、必死に応援し続けたサポートの選手たちが喜びを爆発させ、歓喜の涙を流した。山梨学院大は2年連続、6度目の大学日本一に輝いた。

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