第94回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会は11月7日、甲府・小瀬スポーツ公園山梨中銀スタジアムで決勝戦が行われた。決勝は2年連続5回目の全国出場を目指す第2シード山梨学院高と2年ぶりの優勝と今季県内3冠を目指す第1シード帝京第三高の対戦。試合は、序盤から両校譲らず一進一退の攻防。先制は山梨学院。前半17分、FW前田大然の5試合連続得点となるヘッドで先制。その後も山学はテンポの良いパス回しで攻勢を強め、22分には、再びFW前田が押し込み、2対0と帝三を突き放す。一方の帝三も徐々に攻撃のリズムを作り、前半終了間際のラストプレーのCKから得点し、2対1で前半を折り返す。後半に入ると、試合は帝三ペースに。15分には同点となる2点目を決められ、試合は振り出しに。しかしその4分後、山学はFW大西ジョニーのヘッドで3対2と再びリード。負けられない帝三もさらに猛攻を仕掛け、32分、セットプレーで3点目を追加。その後山学は防戦一方となり、後半終了間際に4点目を許し、3対4と逆転され試合終了。山学は先制したものの、勝ち切ることができず、2年連続の優勝は ならなかった。
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