VOL2166 2016.1.2号

第92回箱根駅伝―往路
〜2区ドミニク・ニャイロ、7つ順位を上げる快走〜
〜往路4位でゴール、復路で総合3位以内を目指す〜


新年を飾る一大イベント箱根駅伝。「第92回東京箱根間往復大学駅伝競走」の往路が2日午前8時、東京大手町読売新聞本社前をスタートした。10区間217.1kmを昨年優勝の青山学院大学を初め、昨年9位の山梨学院大を含めたシード校10校、予選会を通過した10校、関東学生連合チームを加えた21校が箱根を折り返し、大手町を目指す10区間の激走が始まった。2日の往路は5区間107.5kmで争われた。山梨学院大は、30年30回目、節目の出場を果たした。昨年は2区の突然のアクシデントで、1区・2区と出遅れ、3区からの持ち直しによって、留学生ランナー抜きのオーダーで初めてシード権を獲得した。今年も総合力をベースに、1区は、粘りの安定した走りに定評のある佐藤孝哉(3年)を起用。ハイペースで進んだレース展開を10位と期待通りの走りで序盤の流れを作った。2区のドミニク・ニャイロ(1年)は3位まで順位を上げる快走を見せると、3区上田健太(2年)、4区田代一馬(4年)も健闘、3位を維持した。5区山登りを2年連続で務める前田拓哉(4年)に往路のゴールを託した。昨年の経験から堅実な走りで奮闘したが、順位をひとつ落す4位で箱根のゴールテープを切った。明日の復路は往路優勝の青山学院大から7分29秒後にスタートする。

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