VOL2167 2016.1.3号

第92回箱根駅伝―復路
〜6区山下りの出遅れが響き、徐々に順位を落とす〜
〜9・10区河村、上村が好走。シード権を確保〜


よく晴れ渡った箱根芦ノ湖畔はこの時期では暖かい朝を迎えた。「第92回東京箱根間往復大学駅伝競走」の復路が1月3日、東京大手町の読売新聞本社前までの5区間109.6kmで行われた。前日の往路で優勝した青山学院大学が復路でも優勝、2年連続の完全優勝を飾った。今年も青山学院大の強さが際立った。2位・3位には3強を予想された東洋大、駒澤大が続いた。山梨学院大は2日の往路で4位に入り総合成績で3位以内を目標に復路を走り抜けたが、力及ばず8位に終わった。シード権は前回に続き獲得した。レースは、6区山下りを箱根初出場の秦将吾(3年)に託したが、力が空回り順位を6位に落とした。2年連続出場の7区市谷龍太郎(2年)、8区谷原先嘉(4年)も順位を上げることができず、9位まで下げシード権争いが混沌とした。9区河村知樹(2年)は今年が駅伝デビュー。出雲駅伝、全日本大学駅伝と安定した走力を示し、その実績を買われ箱根駅伝にエントリーされた。ここでも予想にたがわぬ走りで区間8位と総合8位とシード権を確実なものにした。10区は当日のエントリー変更で出走した上村純也(3年)も区間5位の好走、最終総合順位8位でゴール。皆の思いが染み込んだ「甲斐絹織りの襷」を繋いだ。

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