VOL2204 2016.4.24号

春季関東高校野球山梨県大会 3回戦
〜栗尾、初回ピンチ後、巧みな投球で完封勝利〜
〜瀧澤主将、序盤2点本塁打で勝利を呼び込む〜


第68回春季関東高校野球山梨県大会は4月24日、山日YBS球場で3回戦3試合が行われた。山梨学院高校はこの日、第1試合で昨年秋季大会ベスト4、今大会Aシードの甲府城西高校と対戦した。山梨学院は、昨年秋季大会2戦目でサヨナラ負けを喫し、苦い経験から雪辱を果たすべく試合に臨んだ。先発のマウンドは栗尾勇摩(2年)に託された。先攻の甲府城西高は、1回表1死後、立ち上がりの栗尾を攻め、2番が左前打、3番が2塁打を放ち、1死2、3塁とチャンスを作るも、ここで栗尾が踏ん張り、次の4番バッターを三振、続く打者を浅い左飛に打ち取りピンチを凌いだ。1回裏後攻の山梨学院は、1死後、2番宮下塁(3年)が四球を選ぶと3番・瀧澤虎太朗主将(3年)が2球目を完璧に捕らえ右翼越えの2点本塁打を放ち、先制点を挙げた。3回裏には、先頭打者1番・土田佳武(3年)が四球を選び、続く宮下塁が右翼線に痛烈な2塁打で続き無死2・3塁と得点のチャンス。1死後知見寺代司(3年)が今度は左翼線に2塁打を放ち、2点を追加、試合の主導権を握った。投げる栗尾は、走者を出すものの要所をぴしゃりと締め甲府城西打線を抑え4−0の完封勝利を収めた。山梨学院はベスト16の壁を乗り越え、ベスト8に名乗りを上げた。

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