VOL2206 2016.4.30号

春季関東高等学校野球山梨県大会 準々決勝
〜山梨学院高、粘る相手に1点差を守りきり4強に〜
〜準決勝は東海大甲府高と関東大会出場を懸けて〜


第68回春季関東高校野球山梨県大会は4月30日、山日YBS球場で準々決勝2試合が行われた。山梨学院は、3回戦で昨秋の大会ベスト4の甲府城西高を破り、ベスト8に進出した。準々決勝は、この日の第2試合目でBシード日川高校と対戦した。先攻の山梨学院は、2回2死から7番・土田佳武(3年)が右翼越え3塁打を放すと8番・宮内大河(2年)が1・2塁間を抜く適時打で1点を先制。3回には2番・宮下塁(3年)、3番・瀧澤虎太朗(3年)、4番・知見寺代司(3年)の3連打で満塁とし、続く小林侃汰(2年)の3塁ゴロを相手が失策、1点を追加、その後2四球の押し出しで2点、暴投と進塁打で2点を加えこの回5点を奪い相手を突き放す。先発は2回戦で好投した宮内大河投手が登板、2回を零点に抑えたが3回味方が6対0で主導権を握った裏、先頭を四球で出すと1死後、4連打を喫し3点を失った。なおも満塁から中前適時打と犠飛で5点を奪われ、再び1点差に詰められた。その後は、先攻の山梨学院が点を加えると、その裏の日川高も点を取る粘りを見せた。山梨学院は宮内から吉松、7回から栗尾につなぎ逃げ切りを図っていたが、そのまま拮抗が続く1点差で9回裏を迎えた。栗尾は1死で2塁に走者進められたが、後続をきっちり零点に抑え、結局2回に先制した1点を守り切り9対8で勝利、ベスト4に進出した。準決勝は東海大甲府高と対戦する。

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