VOL2208 2016.5.3号

春季関東高等学校野球山梨県大会 準決勝
〜山学、先制するも東海大甲府の一発に泣く〜
〜9回意地を見せる2得点、夏に繋げる〜


第68回春季関東高校野球山梨県大会は5月3日、山日YBS球場で準決勝2試合が行われた。関東大会2枠を目指す熱戦が繰り広げられた。山梨学院は、第1試合に準々決勝は、昨年夏・今春の選抜と連続で甲子園の土を踏んだ強豪東海大付属甲府高と対戦した。先攻は山梨学院。東海大甲府の先発は、140キロ台の球速を持つ右の本格派菊池大輝投手。4回表、山梨学院は、先頭の2番・宮下塁(3年)が左前打、3番・瀧澤虎太朗主将(3年)が右前打で続き、無死2塁・1塁とすると4番・知見寺代司(3年)と5番・手島涼(3年)が犠打、犠飛で手堅く先取点を挙げた。山梨学院の先発は、準々決勝で勝利投手になった宮内大河(2年)が2試合連続で先発に起用された。宮内は、3回まで緩急を使い零点に抑える上々の立ち上がり、1点を先取した4回裏、先頭打者を打ち取った次打者に3塁手が失策。続く打者にストレートの四球を与え、1死2塁・1塁に。続く7番打者に三遊間を破られ、1死満塁のピンチ。続く打者は8番・菊池投手。宮内が投げた初球、菊池はバットを振り抜くと打球は左中間スタンドに入る満塁本塁打。逆転を許した。山梨学院は、5回から栗尾勇摩投手(2年)が宮内を救援。7回裏、3本の安打と盗塁を絡められ2点を失い1対6と差を広げられる。9回表、後がなくなった山梨学院は1死後四死球で2塁・1塁と食い下がり、6番・青野岳史(3年)の代打五十嵐寛人(2年)は、左中間2塁打を放ち2人が生還、3対6と差を縮める。しかし、反撃はここまで。3対6で東海大甲府の前に関東大会への出場は絶たれた。

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