第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会山梨県予選決勝が7月31日、甲府市・山梨中銀スタジアムで行われた。決勝は山梨学院大ペガサス対山梨学院大オリオンズの同門対決。試合は序盤から両チーム拮抗し、一進一退の攻防が続く。前半15分を過ぎるとオリオンズが猛攻を仕掛け、試合の主導権を握り始める。両チーム無得点のまま前半を折り返すと、後半は交代選手の投入などで、ペガサスにも攻撃にリズムが生まれてくる。後半23分にはペガサスがペナルティエリアの外側の良い位置でFKを獲得。このFKをオリオンズDF陣が体を張って阻止。このワンプレーでオリオンズは勢いを取り戻し、両チーム激しい攻防が続き、後半アディショナルタイムに突入。このまま延長戦かと思われたが、 オリオンズDF山主康介が蹴ったFKが相手選手に当たり軌道が変わり、ボールはゴールマウスへ。この先制点が決勝点となり、試合終了。オリオンズが下克上でペガサスを下し、4年ぶり2回目の天皇杯切符を獲得した。
詳しくはこちら
|