山梨学院生涯学習センターは9月23日、酒折連歌講座2016を開講させた。この講座は山梨学院大学と酒折連歌賞実行委員会が主催する「酒折連歌賞」の創設10周年を記念して始まり、今年で9年目を迎える。今年度は全2回の講座が企画され、第1回となる23日は、歌人で酒折連歌賞選考委員の今野寿美さんが「呼応する心と言葉−連歌のたのしみ−」と題し講座を行った。会場となった生涯学習センター講義室には、酒折連歌や短詩型文学などに興味がある市民約60人が詰め掛けた。今野さんは過去の入賞作品を例にそれぞれの問いの片歌を読み解き、各自が作歌をする上で参考となるポイントを解説。さらに問いの片歌や答えの片歌に隠された文学史や歴史観などを歌人の目から説明を加えた。参加者らは、配布された資料にメモを取るなど、熱心に耳を傾けていた。
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