「第69回秋季関東地区高校野球山梨県大会」10日目4回戦2試合が9月27日、甲府・山日YBS球場で行われた。この2試合は天候不順の影響で9月25日に予定された試合でこの日に順延された。新チームでの3戦目(4回戦)は、山日YBS球場の第1試合、対戦相手は日大明誠高。試合は、日大明誠高の先攻で始まった。山梨学院高の先発は宮内大河投手。初回、先頭打者にいきなり中前安打で走者を背負うも走塁ミスと2三振でこの回を切り抜けた。山梨学院の攻撃は、1番の広瀬巧真主将が中前安打で出塁。2番・3番が打ち取られ二死となったが広瀬が盗塁に成功。4番小林侃汰の中前適時打で1点を先制した。宮内は2回以降も安定した投球内容で5回まで3塁を踏ませない好投を見せ吉松塁投手にマウンドを任せた。5回一死後、3番関口俊哉、4番小林侃汰、5番五十嵐寛人の3連続安打で1死満塁。続く6番山本瑞基が四球を選び、押し出しでようやく1点を追加した。6回からマウンドに上がった吉松も8回まで3塁を踏ませない投球で9回に栗尾勇摩投手に繋いだ。打線は6回に小林がこの日2度目となる左前適時打、8回には先頭の9番小澤陸、1番広瀬が相手失策で走者1・2塁、続く2番松尾孝太の中前適時打で1点を追加、続く3番関口が左犠飛で1点を追加し0−5とリードした。9回にマウンドに上がった栗尾は僅か8球で相手打線を封じ込め、山梨学院は3戦目も勝利し、ベスト4に名乗りを挙げた。次の準決勝で関東大会出場に懸ける。
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