VOL2314 2016.10.06号

山学短大「第37回木犀の会」で芸術鑑賞
〜学生たちが山学創立者の“建学の精神”を確認〜
〜3人の一流演奏家が奏でる優雅な調べを堪能〜


山梨学院短期大学は10月4日、山梨学院創立者・故古屋眞一初代学院長、故古屋喜代子初代学長の建学精神を学ぶ「第37回木犀の会」(もくせいのかい)を山梨学院メモリアルホールで行った。会の名称は、古屋喜代子学長の忌日が、木犀の香りがただよう頃であったことと、謙虚で温かい人柄を偲ばせる花であることから名づけられた。亡くなられた翌年1980年10月4日から毎年開催されている。「学生が自らの道を切り開くには“真・善・美”に限りない憧れを持つことが大切」という初代学長の教えから、この日を芸術鑑賞の日としている。初めに山内淳子短期大学長が「皆さんの母校の山梨学院短期大学がどのような大学なのか一年に一度皆さんと一緒に確認させていただきたい」と呼びかけ、プロジェクターを使用し、創立者の“建学の教え”や短大の歴史を説明した。続いて芸術鑑賞を行い、今年度はヴァイオリンのソリストとして国内外での活動や、東京フィルハーモニーオーケストラのコンサートマスターを務める三浦章宏氏とご子息である若きヴァイオニストとして注目される三浦文彰氏、ピアニストでソリスト、声楽伴奏、合唱伴奏など幅広く活躍する水野彰子氏を招いてクラッシックコンサートを行った。ヴァイオリニストの三浦章弘氏・文彰氏の親子共演、それぞれのソロ演奏、ヴァイオリンとピアノの合奏と優雅な調べが芸術の秋に相応しい豊穣なひとときを醸し出し、メモリアルホールを埋めた約650人の短大生や教職員は熱心に聞き入っていた。コンサート終了後の午後12時05分には、サザンタワーのレインボープラザ3階に注ぎ込まれた太陽光が、5階の天井に“建学の象徴”として虹色の光を浮かび上がらせた。

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