第95回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会は10月22日、各高校等のグラウンドを会場に3回戦が行われた。第2シードの山梨学院高は3回戦からの登場でホーム・山梨学院和戸サッカー場で県総体3位の笛吹高と対戦した。試合は前半序盤から山学がボールを支配し笛吹ゴールに襲い掛かる。一方の笛吹は守備重視の布陣で素早いプレスやセカンドボールへの対応で攻撃の芽を摘み、山学は我慢の時間が続く。前半28分、ついに試合の均衡が破れる。左サイドからクロスが入り、最初は笛吹DF陣に阻まれたものの、FW増田李維のシュートで山学が先制。前半を1対0で折り返すと、後半10分にU−17日本代表のFW加藤拓己を投入。加藤が前線に入ったことでチームが勢いを取り戻すが、鉄壁の笛吹DF陣をなかなか攻略できない。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、FW加藤がインターセプトからそのままゴール前にドリブルで持ち込み、笛吹DF陣をかわしシュート、ボールは大きくゴールネットを揺らした。山学は2対0で笛吹に勝ち切り、準々決勝進出を決めた。
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