VOL2320 2016.10.22号

2016秋季関東地区高校野球大会 1回戦
〜山学高、2季連続甲子園に向け、まずは1勝〜
〜相手投手に苦しむも、五十嵐が決勝の本塁打〜


「第69回秋季関東地区高校野球」1回戦が10月22日、栃木・宇都宮清原球場、県営総合運動公園野球場(宇都宮市)で3試合が行われた。東京を除く関東7県、15校が出場するこの大会は来春の選抜甲子園出場校選考の重要な参考資料となり、今夏の甲子園で優勝した作新学院高を初め、横浜高、浦和学院高など強豪校が競い合う、好試合が予想される。5年ぶりに夏の甲子園に出場を果たし、甲子園経験者7人を中心に新チームになった山梨学院高は秋季大会で優勝し、この大会に好成績を残し2季連続甲子園を目指す。1回戦は茨城2位の霞ヶ浦高と対戦した。試合は2回、後攻の霞ヶ浦高が二塁打と中前適時打で1点を先取。山梨学院は相手投手の緩急を巧みに使い分けた投球に4回まで1安打と沈黙。5回、先頭打者の7番小澤陸(1年)の安打と2死後、1番関口俊哉(2年)の安打に相手の失策が絡み1点を返し同点とした。6回には先頭打者の4番五十嵐寛人(2年)が目の覚めるような本塁打を左翼スタンドに打ち込み1点を勝ち越した。その後は両投手が好投、9回裏吉松は1死後マウンドを栗尾勇摩(2年)に譲り、栗尾は僅か3球で2打者を仕留め、山梨学院は2−1で勝利。1回戦をものにした。2回戦は24日、好投手を擁する東海大市原望洋高(千葉1位)との対戦。山梨学院打線と相手投手の戦いが注目される。

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