VOL2337 2016.11.19号

2016関東高等学校駅伝競走大会
〜男子、山梨県勢初の優勝。2位に大差をつける〜
〜女子惜しくも3位。1区小笠原区間賞。〜


平成28年度「男子69回・女子25回関東高等学校駅伝競走大会」が11月19日、群馬県伊勢崎市陸上競技場をスタート・フィニッシュとする周回コース(男子42.195km、女子21.095km)で行われた。男子は48チームが7区間、女子は48チーム、5区間で関東1位を懸けて争った。山梨学院高は、10月29日に富士河口湖町西湖湖畔で行われた山梨県大会で男子は6年連続、女子は8年連続優勝、ともに16回目となる全国大会(都大路)出場権を獲得した。関東大会は強豪が集まり全国大会を占う試金石として挑んだ。男子は、昨年、17位と苦しみを味わった。今大会は出場校中、持ちタイムが1位と万全の体制で臨んだレースは、1区、安定した走りが持ち味の深澤亮哉(3年)は、1位の差、30秒とまずまずの順位20位で2区に繋いだ。2区の飯澤千翔(1年)は、区間4位の走りで順位を17位に上げ、3区の八重畑龍和(2年)は、驚異の15人抜きを演じ2位に押し上げた。さらに故障が癒えた4区飯島圭吾(3年)は、快調な走りを見せ1位に躍り出た。続く、5区長谷川孝太(3年)、6区志村仁夢(3年)、最終7区吉田巧(3年)も快走を見せ、2位に21秒差、約100mの大差をつけ初優勝を飾った。これは山梨県勢初となる快挙となる。女子は、県大会とほぼ同じメンバーで臨んだ。1区は国体1500mで8位入賞と1年生ながらチームのエース小笠原朱里(1年)が抜群の強さを発揮。1位で2区眞田ひまり(1年)に襷を渡した。2区、3区と1位をキープするが4区で追いすがる白鴎大足利高(栃木)にかわされ2位に後退。最終5区、逆転の願いを込めて唯一3年生の正田渚(3年)はただ前を見据え、1位の背中を追うも、3位から追ってきた常磐高(群馬)に捉えられ、3位に後退。常磐高は白鴎大足利高も抜き去り優勝のテープを切った。山梨学院は1位と36秒差の3位となった。優勝はできなかったものの、実力ある伸び盛りの1年生が引っ張り、それを3年生が堅実な走りでチームをまとめ上げ、納得の3位となった。

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