「第95回全国高校サッカー選手権大会」は1月3日、ベスト8を賭けた3回戦の戦いが行われた。山梨学院高は、3試合連続同会場となる東京・駒沢陸上競技場で東京A代表の駒澤大高と対戦した。開始7分に先制点を奪われ、前半だけで3失点、後半にも1点を取られた。優勝候補のチームに反撃の芽を摘み取られ0−4で屈した。この1か月間は苦しかった。大会前にメンバー入り選手のうち6人が骨折などで次々に戦線離脱、やっと組み立てて出場したメンバーも、4日で3試合の連戦で疲労困憊、誰もが満身創痍の体で戦った。青きイレブンは気力で強敵に挑み、最後まで決して諦めなかった。試合後、選手は涙を流さなかった。それは、全力を尽くした思いをその胸に抱いていたから。
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