VOL2364 2017.1.8号

第89回日本学生氷上競技選手権大会 3日目
〜大林昌仁主将、死力を尽くし意地の2位表彰台〜
〜男女とも大学対抗戦順位は前日と変わらず〜


北海道・苫小牧市で開催されている「第89回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)」は1月8日、3日目の競技が行われた。インカレは各種目3人ずつが出場して大学対抗得点を競い、大学日本一を争う。苫小牧市ハイランドスポーツセンターの屋外リンクは、6日の初日からこの日まで晴天に恵まれ、空気は冷たいものの観戦日和になった。競技は、男女1500m、男子10000mが行われ、山学大は、1日目、2日目の2日間で入賞者が2人と大学対抗得点が伸ばせず、この日の長距離種目で挽回を期した。最初に行われた女子1500mでは、前大会で8位入賞した高山瑞穂(2年)や姉の高山菜摘(3年)、原田梨央(3年)が出場、高山菜摘の12位が最高だった。男子1500mでは渡邊晟(3年)が11位と得点獲得に貢献した。男子10000mは前日の5000mで4位と本来の滑りが戻らない大林昌仁主将(3年)が体調不良の中で出場、死力を尽くして2位に入り、今大会初の表彰台に上がった。3日目が終わり、総合成績順位は男子が7位、女子も6位と2日目と変わりがなかった。明日、最終日は大学対抗戦の華、団体で戦う男女2000mリレーとチームパシュートが行われる。山学大勢は来年度に繋げられる滑りを見せられるか正念場だ。

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