山梨学院小学校では、3月8日に通常授業とは別に、児童が興味・関心を抱いたテーマについて学ぶ課題追究型授業「プロジェクト」が行われた。山梨学院小には「スポーツプロジェクト」「オクトーバープロジェクト」「アカデミックプロジェクト」の三大プロジェクトが組まれているが、他にもさまざまなプロジェクトを設け、子どもたちの「生きる力」を養っている。この日は1学年を対象にした学年プロジェクト「おもてなしプロジェクト」の最終回が行われた。iCLA(山梨学院大国際リベラルアーツ学部)のウィリアム・リード教授を講師に招き、先生が専門にしている日本文化の研究のひとつ、師範でもある書道の“字”をテーマに「ていねいに書くことで心を整える」ことを講義した。リード先生は、ユーモアを交え、書の始まりや字の成り立ち、丁寧に書くポイントを見本を示しながらアドバイスした。子どもたちは実際に競書見本を使いなぞり書き・鉛筆書きの体験を行い、リード先生が筆を使って書いた文字に歓声を挙げるなど、2時間近い時を真剣に取り組んだ。おもてなしをするためには、丁寧にきれいな字を書く習慣を身に付け、自分の心を整えておくことが大切であることを学んだ。
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