第25回関東学生ソフトボール選手権大会兼第52回全日本大学選手権大会(インカレ)関東地区予選が5月20日〜22日の3日間、山梨県笛吹市を主会場で行われた。東京都を除く関東の大学13チームがトーナメント方式で優勝を競う大会。この大会で男女各4チームがインカレの関東代表として出場権を得る。22日に行われた決勝戦は、山梨学院大と城西大(埼玉県)との対戦になった。山梨学院は5月4日に行われた春季リーグ戦の3回戦で城西大に敗れ、5連覇を阻止された因縁の相手。昨年のこの大会にも決勝で当たり山梨学院が勝利している。城西大先攻で始まった試合は、山梨学院の先発小林咲嬉投手(4年)が準決勝に続き先発を務めた。初回、三者凡退と上々の立ち上がり。その裏、遠山晏主将(4年 群馬・高崎健康福祉大高崎高)の安打を足がかりに、相手の失策も絡み1点を先制、続いて5番川田奈旺(4年)が走者を返す安打で追加点をあげた。2回裏には、先頭打者の諏訪いろは(1年)が三塁打を放った好機に1番田波里緒子(1年)がエンドランを決め、1点を加え主導権を握った。3回裏にも二死二塁から代打宇田川美紀(3年)が二塁打を放ち、さらに1点を奪い4−0とした。先発の小林は5回途中まで僅か1本の安打に抑える好投を見せ、天野桃花(3年)に繋いだ。天野は6回にピンチを迎えるが、後続を抑えた。最終回は、信田沙南(1年)が抑えとして登板。きっちり自分の役目を果たし、4−0と3人の投手が完封リレーで勝利した。山梨学院は、地元山梨県開催のなかで3年連続6度目の優勝に輝き、城西大に春季リーグの雪辱を果たした。
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