VOL2431 2017.06.05号

甲斐の古道プロジェクト「甲斐の古道を歩く」第2弾
〜フィールド体験プログラム「鎌倉街道・御坂路編」実施〜
〜初夏の爽やかな風に吹かれながら古に思いを馳せる〜


山梨学院「甲斐の古道プロジェクト委員会」は6月3日、山梨学院創立記念日に『フィールド体験プログラム』第2弾として河口浅間神社から北口本宮浅間神社までの行程で「鎌倉街道・御坂路編」の古道を辿った。学校法人山梨学院は、山梨学院大など関連施設のある「酒折」の地が、江戸時代後期に編纂された『甲斐國志』に「甲斐の国から他国へ通じる道は9筋あり、それらはみな酒折を起点としている(現代訳)」と記載されていることから昨年の創立70周年地域貢献事業の一つとして2013年秋に「甲斐の古道プロジェクト委員会」を発足させ、民俗学的学術調査を行ってきた。今回の企画は山梨学院の「甲斐の古道プロジェクト委員会」と「山梨学院生涯学習センター」が広く地域の人たちに活動の一環として実際に歴史や現地を知ってもらうため昨年11月に続き、2回目となる「フィールド体験プログラム『鎌倉街道・御坂路編』」を実施した。当日は、御坂峠から続く御坂路(鎌倉街道)筋の河口浅間神社から富士吉田市方面への鎌倉街道を辿る、北口本宮浅間神社までの行程。山梨学院大の二人の講師の他、河口湖教育委員会、山梨県世界遺産センターの職員二人が20人の一般参加者に街道筋の所々で当時の様子や文化遺産などを歴史的見地から説明。参加者は熱心に耳を傾けメモを取り、カメラに収めたりしながら古に思いを馳せていた。

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