VOL2436 2017.06.18号

全日本選抜レスリング選手権大会 2日目・最終日
〜2日目、OB鴨居正和が65kg級フリーで2連覇〜
〜最終日、70kg級藤波勇飛、圧倒的強さで初優勝〜


平成29年度「明治杯全日本選抜レスリング選手権大会」の最終日の試合が6月18日に東京・代々木競技場第2体育館で行われた。前日28日の大会2日目は男子6種目行われ、山梨学院大からは、現役2人、OB1人が出場した。74s級フリースタイルの木下貴輪(4年)は、決勝進出を期待されながら2回戦敗退。ベスト16に終わった。130s級グレコローマンの貝塚賢史(4年)は1回戦敗退、涙を飲んだ。65s級フリーのOB鴨居正和(自衛隊体育学校)は、決勝まで順調に進み、決勝戦では、2−2の同点で試合は終了したが、ビッグポイントの規定により勝利し優勝した。昨年に続く世界選手権の代表枠を勝ち取った。3日目最終日は65s級フリースタイルに松宮大樹(4年)と期待の新人榊大夢(1年)、70s級フリースタイル藤波勇飛(3年)、59s級グレコローマンに二人の山梨県出身者、高橋三四郎(2年)、丸山智也(3年)の5人が出場した。この日も山梨学院の同門対決があった。61s級フリーの松宮大樹(4年)と榊大夢(1年)が大会開始直後に行われた。試合はテクニカルフォール(TF)で榊の勝利。59s級グレコローマンでは、丸山智也、高橋三四郎ともに1回戦に勝利したものの、2回戦で敗れた。70s級フリーの藤波勇飛は2回戦から登場。初戦、準決勝と圧倒的な強さで勝利して決勝に進出。決勝では昨年のこの大会の優勝者多胡島伸佳(KATSURA)と対戦。藤波と多胡島の手に汗握る熱戦にも藤波が攻守のバランスに優れ10−2と圧勝し、初優勝を飾った。この後、世界選手権のプレーオフが行われ、藤波は難なく勝ち切り代表権を獲得した。

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