「第99回全国高校野球選手権山梨大会」、大会6日目3回戦が7月15日、甲府市・山日YBS球場で3試合が行われた。2年連続7度目の甲子園出場を目指す山梨学院高校は、第1試合で日大明誠高と対戦した。連日真夏日が続く中、この日も朝から日差しが容赦なく照りつけ気温が上昇。午前9時、山梨学院の先攻で始まった。試合は四回表に先頭打者中尾勇介(2年)の安打を栗尾勇摩(3年)の犠打と4番五十嵐寛人(3年)の安打で一死三塁一塁。二死後、一塁走者の五十嵐がディレートスチール(盗塁)を仕掛けると、その間に三塁走者の中尾が本塁に還り、1点を先制。続く五回には一死後、7番松尾孝太(3年)の三塁打を次打者の8番広瀬巧真(3年)が犠牲フライで追加点を上げた。さらに八回には先頭の丹沢海輝(3年)の二塁打を続く中尾の犠打と栗尾の犠牲フライで手堅く得点を加えた。山梨学院の先発石井友樹(3年)は初回の立ち上がりから七回まで一人の走者を出さない圧巻の投球を見せ、完全試合も期待させたが、八回に死球と安打で無死の走者を出すと、吉松塁(3年)にマウンドを託した。吉松は後続を3人で抑えたが1点を許した。試合は最終回、両校とも無得点に終わり、山梨学院が3−1で勝利しベスト8に駒を進めた。
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